プリウスに乗った/愛知県のお葬式
じーさんが亡くなって葬式があったわけですが、危篤連絡が入ったときに母上がひとりインプレッサで先行してきたため、エスティマを売り払った父上は、複数人乗れるような車を現在持っていません。エッセに3人乗り込んで来るか-?みたいな話をしてたんですが、雪の降る中軽に大人3人乗って高速道路(しかも寒さに定評のある東海北陸道)爆走とかマジ恐くね?ということで、プリウスを借りちゃいました。走行距離が長いため、燃費の良さで車本体のレンタル料は充分相殺できるはずですし、何より父上は「ハイブリッドカーだわーいヽ(´∀`)ノ」みたいな感じだったとか……なんか前に、電気自動車を買うんだーみたいな話をしてたとかしてなかったとかいう話だし。資金は家の改造費用に消えましたが
ただし、本来プリウスの燃費の良さは、ハイブリッドシステムの特性上ストップ&ゴーの多い街乗りで真価を発揮するので、長距離高速走行時の燃費は街乗りほど差が出ません。
助手席に乗った感想としては、エネルギーモニタタノシーヽ(゚∀゚)ノ !おおおおバッテリに切り替わった!とか回生ブレェェェェェェキ!とか、ニヨニヨしてました。ただし致命的な欠点として、エネルギーモニタはビルトインのカーナビ画面に表示されるため、運転者が走行中に見ることができないことが挙げられます。あれを走行中に見ようと思ったらぜってー事故ります。そこはエネルギーモニタに限らず、ナビ自体の致命的な矛盾点なのですが……
あとわざわざ「すごく燃費のいいAT車」になるように、クリープ現象をエミュレートしてました。クリープ現象は、ATはMTのように完全にクラッチを切ることができない(機械式ではなく、オイルで伝達している)ために起こるそうですが、低速時に電気モーターで駆動するプリウスでは、本来起こらない現象です。ただ、ブレーキだけで動かせるので、車庫入れのときなんかにはあると便利です。
バックモニタは微妙でした。慣れれば便利なのかもしれませんが、初見では使い方がよくわからんかった……
話は変わって葬式。愛知県・岐阜県あたりでは「淋見舞」という風習があるようです。これは、通夜などのときに、遺族に線香やお菓子、またはその代金を贈る風習です。三河と名古屋では多少傾向が異なり、やっぱり名古屋の人は派手でした。上用まんじゅう50個とか贈られちゃったよ!香典も多かったらしいよ!
あとお通夜のときには香典のあるなし、淋見舞あるなしに関わらず、ちょっとした参列のお礼をお土産として出しました。
遺影は、90歳のときのいい感じな写真を使おうということになったのですが、夏に撮った写真なので寒々しい……そこは葬儀屋さんのほうでフォトレタッチであら不思議、きちんと背広を着た写真になりました。
柩に入れられるものには結構制限があって、眼鏡や時計はダメらしいです。あとプラスチックも溶けてくっつくのでダメだそうな。入れ歯や木製の杖はOKでした。やっぱ入れ歯のあるなしでは人相が違いますし、大切な歯ですから一緒に持って行って欲しいものです。
ぽたぽた焼もOKでした。しるこドリンク缶はダメでした。三途の川の渡し賃六文銭も、火葬や法律の都合上、紙に印刷した物を使います。
葬式は宗派が真宗大谷派、つまり東本願寺です。浄土真宗的には、故人は既に極楽に行ってしまっているので草葉の陰から見守っているわけがないんですが、喪主あいさつ時のBGMが「千の風になって」……(゚д゚)空気嫁
柩の中には花を入れるんですが、生前、花好きなばーさんと庭の覇権争いをしていた盆栽好きの人だったので「柩に草なんぞ入れやがってー」とか思われてるかもしれません。花は雑草と変わらないらしいです。でも祭壇に松は飾ってなかったヨ……
仏壇には盆栽を供えるべきでしょうか。
精進落としのごちそうは家の近所の料亭だったんですが、足の悪い年寄り方にはエレベーターのない2F座敷はきつかった(´・ω・`)次の法事はもっと場所を考えないとダメですね。
籠盛りの果物が実はまだ残っています。っていうか一人暮らしだと消費きついです。一部は先輩と上司に押しつけてきました。リンゴ4個のうち2個は保存が利くようにジャムにしたんですが、ジャム瓶3つ分くらいできてしまったので、消費するまえに腐り始めそうな気がします。砂糖パワーとビタCパワーでがんばるんだ……!
何かリンゴジャムを大量に消費できる方法ありませんかね。
つ「アップルパイ」
コメント by サカゲ — 2009年2月2日 @ 10:06 AM
パイ皿と無塩バター買ってきた!
コメント by 御町 — 2009年2月4日 @ 10:49 PM